仁義なき戦い
முதல் 200 வரிகள்.
(爆発音)
(ナレーター)敗戦後 すでに1年
戦争という大きな暴力こそ 消え去ったが
秩序を失った国土には 新しい暴力が渦巻き―
人々が その無法に 立ち向かうには―
自らの力に 頼るほかはなかった
(女の悲鳴)
(女)どいて!
(米兵の騒ぐ声)
(女)助けて イヤアッ!
誰か助けて!
イヤッ! 誰か
イヤーッ!
放してーっ!
(女の泣き叫ぶ声)
(米兵の笑い声)
(女の悲鳴)
(米兵の笑い声)
(女の悲鳴)
(広能昌三(ひろのしょうぞう)) この外道! 何しやがる
(米兵たち) 〈おい 起きろ! 起きろ!〉
(殴る音)
(米兵たち) 〈この野郎 来い やっちまえ!〉
(殴る音)
(警官)おい やめやめ
(警官)おい 相手は進駐軍じゃ (広能)バカたれ!
(広能)女 はよ逃がしたれ!
(女)イヤアッ!
(女)イヤアッ! (警官)はよ逃げ 逃げ
(警官)さあ はよ逃げ
(山方新一(やまがたしんいち))こい
(米兵の わめき声)
(広能) おい MPじゃ 逃げい
(銃声)
(土居 清(どいきよし))上田!
わりゃ ボンクラの 愚連隊のくせして―
ここらのカスリ 取っとるげなのう
ここは元から 土居のシマじゃ!
(男たちのもみ合う声)
(若杉 寛(わかすぎひろし))連れてこい!
(上田 透(うえだとおる)) どうでもしやがれ!
(土居) ああ やっちゃるら
若杉!
起こせ!
だあっ!
(上田の叫び声)
(若杉)こいつは右腕じゃ
(上田の仲間の叫び声)
うわーっ うわーっ
こらえちやーっ こらえち…
(悲鳴)
(活気ある人々の声)
(川西 保(かわにしたもつ))おい
もう のうなったけん 取ってくるぞ
(矢野修司(やのしゅうじ)) おお はよせえよ おお おやじ 銭(ぜに)じゃ
(川西)おーい はよ入れてくれや
(槙原政吉(まきはらせいきち))よっしゃ
おお 米どうしたろ 持ってこんかい
(杉谷伸彦(すぎたにのぶひこ))あっ しもた!
(川西)バカたれが
はよう すくえ もったいのう…
(槙原)何でもええ 入れたら ええんじゃ
(川西)はよう すくえ
(仲間たちの声)おーい 槙原
(近づくサイレンの音)
(男)また 来たぞ
(警官とMPたちのかけ声)
(新開たちの騒ぐ声)
(もみ合う声)
(神原精一(かみはらせいいち))このバカたれ ポリ!
(坂井鉄也(さかいてつや))このやろーっ
(坂井)おい ポリ お前… こらーっ こら ほら
やあっ 痛い痛い
(店内に流れる軍歌)
何だよ うっさい! こんな時代遅れのもん
何を すんなら わしゃ これが一番ええんじゃ
(女の騒がしい声)
(女) 〈混んでるから出ようよ〉
(米兵) 〈分かった 出よう〉
(女)行こうよ
(女たちの悲鳴)
(川西)おお おやじ 焼酎くれや (店主)へい
(広能) どうしたんなら? 山方
(山方)やられたんぜやあ!
(広能)誰にや?
(川西)この先の闇市でのう
わしと極道もんが もめてしもうてのう
こんなが 止めに入って くれたんじゃが―
いきなり 日本刀持ち出して 斬ってきやがったんじゃい
(山方)あたたた…
手当は わしがするけえ
すまんがのう 土建屋の山守組に わしの仲間がおるけえ―
道具持って すぐ来い 言うてくれや
(広能)よし 分かった
(川西)しっかりせえ
(坂井) おい! ケンカどこなら?
(広能)この先の闇市だそうじゃ
(坂井)よし みんな 分かれて行けや
(新開(しんかい)宇市)おーし
人間一匹 ぶち斬るとこ 見せちゃるが
一緒に来んか
そがな長いもん持って 街ん中歩けるか 隠せ隠せ
おう 待ってくれや
おう あっ
おう おう
起こしてくれや
おう… おう おう すまんのう
(広能)しっかりしんさいや
(坂井)おい あっち行け
(神原・杉谷)ああ
(槙原)おう 何か もめ事が あったそうじゃのう
(新開)おう それがのう…
(川西)おーい!
おい! 精ちゃんとノブが やられとるぞ
(新開)よし! 行こうや
(坂井)あー しっかりせえや
(新開)おーい どうした やられたんか?
(神原)大丈夫じゃ
ノブと2人で見つけて かかったんじゃがのう
ものすごう強うて そいで 逃げ場がのうて
ハハハッ いやあ
(杉谷) ありゃ 金筋(きんすじ)の旅人じゃ
(新開)へん なんぼ金筋やいうてものう
ぎょうさんげな
(坂井)じゃったら こんな一人で やってみいや
(新開)あ… わしゃ 顔知らんしよ
(川西)のう 闇市の連中も呼んで―
手伝うてもろたほうが えかろうが のう?
(新開)おう
(広能)なんよう わしが行っちゃろうか?
やられたんは わしの友達じゃし―
やってもみんで 人頼んだら あんたら恥かこうが
(坂井)こんなは 道具持っちょるんか?
(広能)持っちょらんよ
どこぞで 捜してくるけえ 今 どこに おるんかいのう
(神原)うん… そこの飲み屋で暴れちょるが
(広能)んっ
おい
こんな もし やってくれるなら
これ持ってけや
(やじ馬が騒ぐ声)
(男)お前ら また来やがったか
(やじ馬の悲鳴)
たたっ斬るぞー
あん
(悲鳴)
(男)貴様か!
(拳銃の空撃ちの音)
(男)おりゃーっ
(銃声)
(やじ馬の悲鳴)
(広能)おい やったど
(坂井)逃げい
(広能)おい
(やじ馬の悲鳴)
(看守1)合掌
はあー
(看守2)おい どこへ行く
(若杉)やかましいわい
所長に会うて 何食うとるか聞いてみたる
(看守3)ええい 席へ戻れ
(若杉) 何 ぬかしやがんだい
米のメシ出さんかい わしらの配給分があるはずじゃ
(看守2)食事が不満なら 食わんでおれ
(若杉) 食わんで待っとったら―
お前らが盗み食いしとる わしらの米 返してくれるか!
(看守3)貴様あ!
(囚人たちが騒ぐ声)
(看守の吹く笛の音)
(看守4)席を立った者は 3日間の減食だぞーっ
(もみ合う声)
(若杉)こんなは 何年うたれとんなら?
(広能)12年です
(若杉)有期刑なら 保釈金さえ積みゃ出られようが
今は どこの刑務所も 満員じゃけんのう
12年なら 5万は要ろうが
(広能)そがいな銭 出るとこ ありゃあせんです
(若杉)ああ
わしゃ これから 腹切るけんのう
こんなは あとで ちいっと手伝うてくれや
腹切って どうされるんですか?
(若杉)ここらのヤブ医者じゃ よう直さんけえ―
すぐ保釈で出られようが
ええとこで 自殺じゃ言うて騒いでくれや
もし ヘタやって 切りすぎて苦しむようやったら
ひと思いに 絞め殺してくれ
ええな
うん 任しときんさい
のう これを縁に わしと兄弟分にならんか
わしゃ 土居組で若頭やっとる―
若杉寛っちゅうもんじゃ
(広能)前から知っとります
けど…
わしは極道じゃないけん
(若杉)誰も初めっから 極道もんじゃ言うとるかい
まあ わしについてこいや
(広能) わしゃ 改めて言うのも おかしいですが―
広能昌三いうもんです
盃(さかづき)がないけん―
これで腕切って 血すすろうや
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