Pierwsze 200 wierszy.
私はカトゥナヤカンの民
“森の王”を 意味する部族で
野生動物の出没する この地が故郷だ
昔から何世代にもわたって ここで暮らしてきた
2019年 インド タミルナド州
ムドゥマライ・トラ保護区
ぐっすり眠れたかい?
調子は?
さあ おいで
ほら こっちだ
前に おいで
そばに来ておくれ
もっと近くに寄ってごらん
よしよし
ラグ いい子だ
おいで
立ち止まるな 進むぞ
さあ ここに寝転べ
エレファント・ウィスパラー: 聖なる象との絆
テッパカドゥ・エレファント・ キャンプは
約140年前からある アジア最古級の象飼育施設
アジアゾウにとって 最大規模の野生環境である
ねえ
ボマン
点火中だ
灰かぶりとの結婚はゴメンよ
発見された時 ラグは
犬に尻尾をかみ切られ 苦しんでた
母親の象は感電死した
干ばつによる餌不足のせいで 村に入り込んだんだ
ラグは群れに 戻っていかなかった
私は象の世話係ではなかった
子象にチョンチョンと 服を引っ張られ
愛情表現だと感じた
それで親代わりになる決心を
私と共にベッレも森林局から ラグの世話を任された
子象の世話係を務める女性は
今のところ 州内で彼女だけだ
ほら あそこの木の下を見て
もう1頭 いるわ
ラグが運び込まれた時 みんなは絶望視してた
でも私は きっと助かると信じてた
予断を許さない状況だったよ
それほど重傷だったんだ
長くて大変な治療が 日々 続いた
でも今では回復して すっかり元気になったよ
約3年 世話してるわ
“アフリカゾウ”
ここで象を保護してる
“背がくぼみ 雌雄ともに牙がある”
“背がくぼみ 雌雄ともに牙がある”
親や行き場を失った 野生の象を
キャンプで世話してるんだ
祖父たちも携わってきた この仕事を
父の他界後 引き継いだ
鈴を どこにやった?
川に落としたろ
幸いなことに見つかったぞ
もう なくすな
居場所が分かるよう 象に鈴をつけてる
森で自活できないから 迷子になるとマズいんだ
ラグに友達ができた
クリシュナに近寄ってる
ラグは草の抜き方を クリシュナに習ってるわ
クリシュナは ラグを気遣ってる
象は本来 野生の生き物よ
ラグがクリシュナと出会えて よかったわ
仲間である象からしか 学べないこともあるもの
せっけんを食べる気か?
こっちに水をまき散らすな
来たな 象さん
はてさて どちら様かな
どうしたんだ?
よしよし いい子だ
最高の象は お前か?
この子を大切にしてるのは 誰かな?
家族になったから ラグの命を救えたの
ラグがいると 心配事が吹き飛ぶ
いろいろ失ってきたわ
前の夫がトラに殺された
だから森に恐怖を感じるし トラと遭遇するのが怖い
カトゥナヤカン族は 森の奥深くに土着してるの
私たちには 森の安寧がすべてよ
裸足になることにより
私たちなりに 森への敬意を示してる
あそこの岩を下りていくんだ
私たちは森を守りながら 生活してる
森から取るのは 必要最低限のものだけよ
象を恐れないから
代々 この仕事をしてるの
象は知的で 感情豊かな生き物だが
危険でもある
少し前 大きな牙で 刺されたんだ
もう大型の象とは働けない
蛇口を開けろ
そんな私に 折よく託されたラグは
神からの贈り物だと思う
だから最善を尽くしたい
母親になった気分よ
ここから飲んで
ラグは話せないこと以外 まるで人みたいなの
最近 娘に先立たれた
つらくて たまらない
涙してたら ラグが鼻で拭いてくれて
私を慰めてくれた
ラグは何でも理解してる
ラグを世話してると 娘を思い出す
あの子が戻ってきたようだわ
“タミルナド州立 象飼育キャンプ”
“ラグ”
今日は駄々(だだ)をこねるのね
困った子だ
サトウキビを
食べないかも
与えてみなきゃ
そうやれば食べるね
ココナツを狙ってる
鼻を突っ込まないで
もう要らないのね
幼かった頃も 食べさせるのに苦労したわ
こっちに来て餌をやって
どうして食べないんだ?
なぜ口から出した?
雨だぞ これで草が育つ
たくさん食べられるぞ
こっちにおいで
ラグ 傘に入るんだ
明日 給料で果物を買う
食べさせっこしよう
指をかまれる
そんなこと言うなよ
ラグ
待ってろ 分けてやる
満腹だ
お湯を沸かしましょ
ねえ ラグは眠そうよ
待って
チューブを引っ張ったら 壊れるわよ
眠いの?
動くな
食べる気か?
やめろ
花輪を離せ
儀式の日は象を連れて 神の祝福を受けに行く
祭司であり 象使いでもあるのは誇りだ
ガネーシャ神に祈る
私たちにとって象は 神と同じような存在だ
だから神に仕えるように 象に尽くしてるよ
ラグを世話することにより 日々の糧を得られて
人生に神の存在を感じる
ラグなしでは 生きる意味もない
青々と茂った草木が消え
森は焼けつくような 夏の暑さに覆われる
野生の象は餌と水を求め ひたすら移動
子象が よく迷子になる
早朝 電話があり
突然 キャンプに 呼び出された
鼻垂れの小さな象がいた
子象 アンム
生後 5カ月
アンムの世話を任された
子象を無事 育てられた人は 他にいなかったからよ
1週間 ラグは気が立ってた
アンムが 私たちの近くにいたら
押しのけそうな勢いだった
でも徐々に心を開いていった
待て
もう私たちは家族だ
ボマンと共に 働いてきて
私たちの絆は深まった
私も踊りの輪に 入れてちょうだい
さあ 早くおいで
もっと急ぐんだ
駆け足で こっちへおいで
花を食べたらダメだ
サンジャナは孫よ
その服 着る
いろいろ手伝ってくれるわ
幼い頃から ずっと変わらず 象が大好きなの
その世話を手伝うことで 私から学んでほしい
親代わりとなり 必要なことを何でもする
ミルクをやって小屋を掃除し
水浴びをさせるんだ
世話をするだけでなく
愛情も欠かせない
たっぷり注ぐことを 心がけてる
人間の子育てと同じようにね
おい
これを
空っぽになった
もうないぞ
水ね
ジャングルに行った 3人の盲人の話をするわね
彼らは象に遭遇したの
1人目は鼻に触り “ヘビのようだ”と言った
2人目は耳に触れ “ザルのようだ”と
そして3人目は尻尾に触れ “ほうきのようだ”と言った
この話と同じように 多くの人は
象が危険で 作物を荒らすと思ってるの
でも身近に象がいる人は 真実を知ってる
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