Esimesed 194 rida.
(フェリックス・アーガイル) 今頃 遅れて合流なんて―
ユリウスったら いいご身分だよね
(ユリウス・ユークリウス) それを言われては 面目も立たない
だが 私はユリウスという 人物ではない
そうだな ユーリと 名乗っておこうか
仮にではあるが―
騎士の身分を持つ 人物が―
傭(よう)兵に 身を落とすことなど―
あってはならない
ここにいるのは―
ユリウス・ユークリウスという 騎士などではなく―
ユーリという ただの流れ者だ
ちゃんとした家の騎士道は 面倒っちいよね
(ナツキ・スバル)くっだらねえ
思ったより元気そうで なによりだ 体の調子はどうだろうか
まあ かすり傷だったし―
ツバつけときゃ治った みたいな
そっちのほうこそ―
素人相手に マジに なっちゃったせいで―
始末書と反省文書くのが 忙しくなかった?
その話ではなく―
魔獣討伐の 名誉の 負傷の話をしたかったんだが
その節の傷も復調したようで なによりだ
(スバルとユリウスの笑い声)
(スバル)ハッ!
みんなのおかげで 白鯨を倒すことができた
けど まだ終わりじゃない
上等かましてくれた 魔女教に おとし前をつけさせなきゃならねえ
そこまでして やっと 白鯨の討伐完了だ
(ミミ・パールバトン) 次は魔女教?
(ティビー・パールバトン) 白鯨と魔女教が 関係ありという情報は―
信頼できるですか?
僕たちは あくまで 白鯨討伐の援軍に…
ポキュン!
何するですか!
このお兄さんが 信じらんないなら―
ティビーは お姉ちゃんのこと 信じてついてくればいいの!
できれば 俺のことも 信じてほしいところだ
思い出したくもねえが―
魔女教と出くわしたことがあってな
そん時 聞いたんだ
ヴィル爺(じい)も その辺 調べてたよね?
(ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア) 確証と言える程ではありませんが
白鯨の出現分布と魔女教の活動に 符合する点が多く見られました
なら 信ぴょう性も倍増だ
つーわけで―
これから俺たちが向かうのは メイザース領
そこの森に 魔女教が潜んでる
奴らを倒す方法は 至ってシンプル
こっちの動きが割れる前に カチコミ たたきつぶす
(コンウッド・メラハウ) 村人の 安全確保は…
(スバル) アナスタシアさんと ラッセルさんに頼んで―
街道近くにいる行商人に 声かけてもらった
メイザース辺境伯が 積み荷は 言い値で買い取るって条件で
ロズワール邸と アーラム村の人たち―
まとめて避難させて くれねえかってな
あとは 一足先に クルシュさんの所の使者が―
親書を持って 屋敷に向かってる
同盟関係の話とか―
エミリアたちに知らせておかないと 混乱するからな
(リカード・ウェルキン) 準備万端ってとこやな
(ミミ・ティビー)おー!
魔女教に対して―
これほど優位に挑める戦いは なかったでしょう
ああ ユリウスたちも 合流したおかげで―
人数的な不安は消えた
ん?
(ユリウス) 1つだけ 訂正したいのだが―
私の名前はユーリだよ そこは 気をつけてもらいたい
その設定 公的な場面以外じゃ ジャマなだけだろ!
あれだけ 死ぬかと思うぐらい しんどい白鯨戦があった
実際 死んだ人もいるし―
消えたまま 帰ってこない人たちもいる
ここにいる誰も死なないで 完勝しよう
みんなで 生きて帰ってこようぜ
(ユリウス) 本当に やってのけたのだね
は?
こたびの白鯨討伐―
本来であれば 王国騎士団が 果たさねばならない 宿願だった
礼を 言わねばなるまいね
別に 無理して言うことねえよ
各国が 長年にわたって 放置してきた災厄に―
終止符を打ったことに―
感謝を
(スバル) 俺も… ありがてえって思ってる 援軍寄こしてくれて
あんなことがあったのによ
あん時のことは 俺が…
ああ クソー! チクショウ!
分かってるよ んなこと 今なら分かるさ!
俺が悪かった ごめん あ… 謝ります
こちらこそ 非礼をわびよう
あの時の言葉と 行い―
その全てを 撤回することはないが―
それでも 君を 侮ったことだけは 心から
(スバル)悪かった けど―
俺は お前が大嫌いだ
悪いと思ってるし―
今 来てくれたことには 感謝もしてる
けど 俺はお前が大嫌いだ
本当に 心の底から ものすごい 嫌いだ! フン
それでいい
私も 君と友人になれるような気は なかなかしないのだから
(スバル) さあ 毎度のことだが 勝負しようぜ
運命様 上等だ
(扉の開閉音)
(パック) 疲れたでしょ リア 少し眠ったほうがいいよ
(エミリア)ううん
私はなんだか 寝つけそうにない
パックこそ 疲れたでしょ?
僕は平気 森の結界も 全部張り直したし―
何も心配いらないよ
うん
でも…
(スバル) 静かな部屋の隅っこに―
ふと ゴキブリを 見つけた時の感覚だ
においにつられて出てきたな ホウ酸団子 真っ青
やっぱ 俺って―
そんなににおう?
お出迎え ご苦労さん
出てきてくれたとこ悪いが―
詳しい話は お前らの頭に聞くよ だから ジャマするな
いっそ 荷物まとめて 田舎に帰れ―
なんて命令まで 聞いてくれりゃ―
楽なのになあ
(ペテルギウス・ロマネコンティ) お待ちしておりましたデス 寵(ちょう)愛の信徒よ
私は魔女教 大罪司教 “怠惰”担当―
ペテルギウス・ロマネコンティ―
デス!
歓迎するのデスよ 寵愛を受けし 愛し子
すばらしい アハハ すばらしいー
よう
思わぬ大歓迎に 恐縮だよ
いまいち その寵愛ってのの 実感に欠けるとこなんだが
始まりは突然なのデス
誰しも ある日を境に 自分が愛されていることに気づく
愛に 愛に愛に愛に 愛に愛に愛に愛にー
(スバル) えーと それで? 俺はこれからどうすればいい
ああー この芳じゅんな魔女の愛
もしや あなた“傲慢”では ありませんデスか?
大罪司教の 6つの席の内―
“傲慢”のみが 未だに空席なのデスよ
あなた―
福音は 受け取っているはず デスね?
福音?
(ペテルギウス)脳が―
震! える!
福音の提示を
寵愛の証を 証証―
証 証 ヒヒヒヒヒー
は? (福音書を閉じる音)
私の福音書に あなたの記述はないのデス
(スバル)あの本が福音?
ならば あなたは―
一体 なぜにこの場所に 現れ 訪れ―
どういった幸いを 私にもたらすの―
デス! か!
ああー それが福音ね なるほど なるほど
分かりました 分かりました
それならそうと 言ってくれないとー
ああっと マズった 悪(わり)い悪い
何です?
(スバル) 俺の福音だけど アレだ―
鍋敷きに使って 汚れたから―
ばっちくて捨てた
寵愛の証 怠惰なる権能 見えざる手ー!
何です!
見えざる手なんだろ?
見えてりゃ よけられないほどじゃ ないってこった!
あなた 今 私の見えざる手を!
時間稼ぎは そろそろおしまいだ!
は?
(ミミ)わーっ!
(2人)わーっ!
生き埋め上等だ!
てめえらのやってきたこと 苦しんで悔やめ!
(ペテルギウス) 何たる… 何たることデスか
私の指先を こうも無残に 無慈悲に―
無秩序に 無作為に 無造作に 無意味に
あーっ!
脳が! 脳が震えるー!
ウヘー! なんかおっかないな あの おっさん
魔女教徒なんて みんな あんなものだと思うですよ
(ペテルギウス) ああー そうデスね
いいデス いいデス
分かったのデス やりましょう
やるとするのデス
私とあなたと―
どちらが寵愛にふさわしいか 競い合う時なのデス!
愛に そう 愛にー!
(スバル) 盛り上がってるとこ 悪いんだけどな
(ペテルギウス)え?
(スバル) お前の相手は 別の人に任せてある!
(ヴィルヘルム)てやーっ!
(倒れる音)
No comments yet. Be the first to leave one.